この記事で学べること
本記事を理解することで、小ロットで発注できるシャンプーOEMについての理解が深まります。オリジナルのシャンプーブランドを小ロットから始めたい化粧品メーカーの方は、ぜひ最後までご覧ください。
近年、シャンプーのOEM製造において小ロット生産の需要が増えています。消費者ニーズの多様化がその主要な要因です。髪質や頭皮の状態、香りの好みなど、個々のニーズに応じた製品が求められるようになり、メーカーは小ロット生産を行うことで迅速に対応しています。
また、環境意識の高まりも小ロット生産の需要を後押ししています。必要な分だけを生産することで無駄を減らし、環境負荷を軽減できます。これにより、企業はエコフレンドリーな姿勢を示し、消費者の支持を得やすくなっています。
シャンプーを含む化粧品OEMの市場規模はコロナ禍の在宅生活の充実化が促進された影響もあり、2020年から着実に伸びており、2032年までには2020年から約2倍の成長になると予測されています。
参照:化粧品OEMおよびODM市場レポートの概要
近年、シャンプー市場において高価格帯商品の台頭が顕著になっています。
この傾向は、シャンプーOEM市場にも大きな影響を与えています。高価格帯シャンプー市場は、2020年頃から急速に成長し始めました。特に、1,000円を超えるプレミアムラインの商品に注目が集まっています。ドラッグストアでは、1,500円前後の高価格帯シャンプーが軒を並べて売れており、一部の店舗ではヘアケア製品全体の6割以上を占めるまでになっています。
この市場の成長には、いくつかの要因があります。
要因 | 内容 |
---|---|
消費者ニーズの変化 | コロナ禍による「おうち時間」の増加や「おこもり美容」のニーズにより、消費者はより高品質なヘアケア製品に投資するようになりました。 |
新興ブランドの台頭 | 「ボタニスト」などのベンチャー企業が立ち上げたブランドが、プレミアムヘアケア市場を切り開きました。 |
パッケージデザインの重視 | 新興ブランドは、時代のムードを反映したシンプルで魅力的なパッケージデザインに注力し、消費者の目を引くことに成功しています。 |
品質と機能性 | 高価格帯シャンプーは、品質の平均点が高く、消費者の期待に応える機能性を備えています。 |
OEM技術の向上 | 多くの中小OEM企業の技術力が向上し、高品質な製品の製造が可能になりました。 |
高価格帯シャンプーの台頭は、消費者の美容への投資意欲の高まりを反映しています。OEM企業は、この市場トレンドに対応するため、製品開発力の強化や、ブランド企業とのより密接な協力関係の構築が求められています。
今後も、シャンプーOEM市場は高付加価値製品の開発を中心に、さらなる進化を遂げていくことが予想されます。
参照:高価格帯商品が台頭 ヘアケア市場の構造が大きく変わる
クラウドファンディングやECの一般化により、個人や小規模事業者が小ロットでOEMを活用して、容易に新しいシャンプーブランドを立ち上げることができるようになりました。小ロットの化粧品OEMメーカーに発注することよって、少ない初期在庫で市場に参入し、お客様のフィードバックを得ながら製品を改良するというアプローチが一般的になっています。
一方で、大手企業にとっても小ロット生産は有効な手段となっています。特定の地域や季節、イベントに合わせた限定商品を提供するために、小ロット生産を活用するケースが増えています。これにより、消費者に新鮮な驚きを提供し、ブランドロイヤルティを高めることができます。
このように、シャンプーOEMの小ロット生産需要が増えている背景には、多様化する消費者ニーズ、環境意識の高まり、ブランドの多様化、製品ライフサイクルの短縮、クラウドファンディングの普及など、さまざまな要因があります。
オリジナル製品の増加によって、各社のシャンプー・ヘアケア商品のラインナップが多様化しました。そして、ニーズの変化に迅速に対応するため、多くの企業が小ロット生産を選択しています。この章では、シャンプーOEMの小ロット生産のメリットとデメリットについて詳しく解説します。
シャンプーOEMの小ロット生産は、多くの企業にとって魅力的な選択肢となっています。小ロット生産によるメリットは以下の通りです。
小ロット生産の最大のメリットは、初期投資が少なくて済む点です。スタートアップや中小企業が新製品を市場に投入する際、大量生産のような大規模な投資を必要としません。
これにより、リスクを抑えながら新しいビジネスを始めることができるのは大きなメリットとなっています。
小ロット生産は、需要に応じた柔軟な生産が可能です。市場のトレンドや顧客のフィードバックに迅速に対応できるため、こだわりを持った製品の改良やバリエーションの追加が容易になります。
この柔軟性を活用することで、競争の激しい市場での優位性を保つことができます。
大量生産に比べて、在庫リスクを低減できる点も小ロット生産の大きなメリットです。在庫を抱えるリスクが少ないため、余剰在庫によるコストの増加を防ぐことができます。在庫リスクが下がることで企業は財務的な負担を軽減し、資金を他の重要な分野に投資することが可能になります。
さらに、各企業は在庫リスクの軽減により、無駄の削減ができることは、昨今の企業としての環境配慮としてもブランド価値の向上にも小ロット生産は寄与しております。
小ロット生産は低コストで製品の市場適応性を評価でき、利益の高い製品のみを大ロット生産に移行する戦略を取ることができます。
これにより、リスクを最小限に抑えて投資をしながら、市場に適応した製品を展開することが可能です。その結果、小規模でオリジナルシャンプー商品を市場に販売しながら、利益体質を悪化させずに効率的に市場に合わせて事業を進めることができます。
シャンプーOEMの小ロット生産は、初期投資の低さ、柔軟な生産対応、在庫リスクの低減、テストマーケティングのしやすさなど、多くのメリットがあります。これらのメリットを活用することで、企業は競争力を高め、市場での成功を目指すことができます。
前述のとおり、シャンプーOEMの小ロット生産は多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも存在します。これらのデメリットを理解することは、OEM会社の比較検討においても非常に重要です。
小ロット生産の最大のデメリットは、コスト面の問題です。大量生産に比べて一つあたりの製造コストが高くなります。これは、材料費や人件費、設備の稼働コストなどが大量生産に比べて分散されないためです。その結果、製品の利益率が低くなる可能性があります。
小ロット生産では、製品の均一性を保つことが難しくなることがあります。生産数が少ないため、各ロットごとに微妙な違いが生じやすく、品質のばらつきが問題になることがあるため、実績のあるOEMメーカーに依頼することをおすすめします。
特に、初めての製品開発や試作品の段階では、品質管理の差が顕著になります。製品の安定供給が困難となると市場での信頼を築くのが難しくなる場合があるため、コストだけでなく品質面などの実績でOEMメーカーを選ぶのをおすすめします。
小ロット生産では、原材料やパッケージングの供給業者との安定した取引が難しくなることがあります。大量注文が見込まれる場合、供給業者は優先的に対応しますが、小ロットの場合はそうではありません。
特に特殊な成分やデザインを使用する場合、その調達がスムーズにいかないことがあり、生産スケジュールに遅れが生じるリスクがあります。
小ロット生産では、生産ラインの頻繁な切り替えが必要となり、生産効率が低下する傾向があります。設備の稼働率が下がり、急な需要変動への対応が難しくなります。
また、製品ラインの変更や新製品投入にも時間とコストがかかるため、市場の変化に迅速に対応することが困難になります。さらに、生産プロセスの複雑化により、品質管理の負担が増加し、柔軟性が低下する可能性があります。
小ロット生産では、大量生産のスケールメリットを享受できないため、経済的な利点が失われます。これにより、材料費や製造コストの削減が難しくなり、全体的なコストが高くなる傾向があります。
以上のように、シャンプーOEMの小ロット生産にはいくつかのデメリットがあります。これらを考慮した上で、ビジネス戦略を立てることが重要です。
大規模なマーケット展開を目指す企業にとって、シャンプーのOEM大ロット生産は魅力的な選択肢となり得ます。ここでは、シャンプーOEMの大ロット生産のメリットとデメリットについて詳しく解説します。
シャンプーOEMの大ロット生産には、コスト削減、安定供給、品質一貫性、規模の経済による競争優位、そして長期的な成長の基盤構築といった多くのメリットがあります。
大量に生産することで、単位当たりの製造コストが大幅に削減されます。これは、原材料の一括購入や効率的な製造ラインの稼働によるコスト削減効果です。その結果、製品の価格競争力が高まり、マーケットでの優位性を確保しやすくなります。
大ロット生産では、大量の製品を一度に製造するため、需要の急増にも迅速に対応できます。これにより、在庫切れや供給不足といったリスクを最小限に抑えることができます。
特に、大規模なプロモーションや季節的な需要に対しても、安定した供給体制を維持できるため、企業の信頼性を高めることができます。
同じ製造ラインで大量の製品を一貫して生産するため、品質のばらつきを抑えることができます。均一な品質を維持することで、消費者からの信頼を獲得しやすくなります。これは、リピーターの獲得や口コミでの評判向上にもつながります。
大ロット生産は、規模の経済を享受できるため、競争優位性を高めることができます。生産量が増えることで、製造コストが下がり、販売価格を抑えながらも利益を確保することができます。これにより、価格競争が激しい市場においても、他社に対して優位に立つことができます。
最後に、大ロット生産は長期的な成長の基盤を築く上でも重要です。安定した供給と高品質な製品を提供することで、ブランドの信頼性を築き、持続的な成長を実現することができます。企業が成長し、規模を拡大するためには、大ロット生産を効果的に活用することが不可欠です。
上記のような利点を活用することで、企業がより成長することが可能となるかもしれません。
シャンプーOEMの大ロット生産には、多くの企業にとって魅力的な側面がある一方で、いくつかのデメリットも存在します。これらのデメリットを理解し、適切に対処することが企業のリスク定価に繋がります。
大ロット生産では、製品を大量に製造するため、販売が予想を下回った場合には大量の在庫を抱えるリスクが高まります。過剰在庫は保管コストの増加や最終的には廃棄コストがでるなどのリスクが生じます。
大ロット生産では、一度に大量の製品を作るため、製品の仕様変更や市場のニーズに迅速に対応することが難しくなります。市場のトレンドが急速に変化する中で、製品のアップデートや改良が遅れると、競争力を失うリスクになることもあります。
新しい成分の導入やパッケージデザインの変更が求められる場合でも、大ロット生産の体制ではすぐに対応できないことが多いです。
大ロットの生産ラインでは、品質管理が一層重要となります。一つのミスが大量の製品に影響を与えるリスクが高まるため、品質管理の厳格さが求められます。品質にばらつきが出ると、消費者からの信頼を失うことにも繋がります。小ロット、大ロット限らず、安定さが重要です。特に大ロットの場合、リコールやクレーム対応のコストが発生する可能性が大きくなります。
大ロット生産には高額な初期投資が必要です。大量の原材料の購入、製造設備の準備、労働力の確保など、初期費用が多額になります。
特に新規参入企業や中小企業にとっては、この初期投資が大きな負担となり、資金調達の難易度が上がります。また、製造設備の維持や拡大、改善にも継続的な運用コストがかかります。
大量生産によって発生する過剰在庫や廃棄物は、環境に対する負荷を増大させます。環境意識が高まる昨今、企業の環境対応も消費者から注目されるポイントです。過剰生産による廃棄物やエネルギー消費の増加は、企業の環境負荷を高め、持続可能な経営を妨げる要因となります。
ブランド立ち上げ初期の段階では、小ロット生産を活用し、製品の市場適応性を低コストで評価し、成功する可能性の高い製品のみを大ロット生産に移行する戦略を取るのがおすすめです。
ここまで、シャンプーOEMの小ロット、大ロットそれぞれのメリットデメリットを見てきました。次の章ではシャンプーOEMの小ロット生産の流れについて見ていきます。
シャンプーOEMの小ロット生産は、以下のステップで進行します。
まずオリジナル商品のコンセプトを正確に伝える為、シャンプーのこだわり、特徴、それに合わせた原料などについてOEMメーカーと打ち合わせをします。
希望する商品ができそうであれば、サンプル・試作品の作成に入ります。その後、製造計画を立案し、実際の製造工程に進みます。製品が完成したら、ボトルなどの個別デザインや特注ラベルで包装を行い、最終検査と出荷を行います。これにより、高品質な製品を迅速に市場に投入できます。
小ロット生産は短い期間で納品が可能ですが、コンセプト設計から納品までのステップは通常のロット生産と大きくは変わりません。以下のステップを理解することでシャンプーが納品されるまでの概要を把握することができます。
シャンプーOEMの小ロット生産は、まず最初にオリジナルシャンプーのコンセプトや原料・成分、香りなどの要望を詳細にヒアリングすることから始まります。この段階で、お客様のターゲット、どのような製品を作りたいのか、詳細を明確にします。ヒアリングは各企業のビジョンやブランドイメージを把握するために重要です。
次に、その情報からサンプル・試作品を作成します。試作品が完成したら、フィードバックを収集し、その内容を反映しながら製品を改良していきます。このプロセスは、発注内容に対して満足する製品が完成するまで繰り返されます。試作と改良の段階では、原料・成分の調整や香りの微調整など、細部にわたる確認が行われます。
試作品が確定した後、製造計画を立てます。小ロット生産は短期間で完了するため、スケジュールに合わせた発注内容を決めることが必要です。
製造計画が立案された後、実際の製造工程に移ります。製造段階では、徹底した衛生管理と品質管理が求められます。シャンプーは肌に直接触れる製品であるため、高い品質基準を維持することが重要です。この段階では、原材料の調合、混合、充填、包装が行われます。
製品が完成したら、次は包装の段階です。ここでは、ボトルなどのオリジナルデザインや特注ラベルを使用して包装を行います。依頼企業のブランドイメージに合わせたパッケージングが可能です。
最後に、製品の検査と出荷を行います。この段階では、品質基準を満たしていることを確認します。小ロット生産の利点として、迅速な納品が可能であり、市場投入までのリードタイムを短縮できます。検査と出荷の段階では、製品の安全性と品質を最終確認します。
以上のステップを経て、シャンプーOEMの小ロット生産は進行します。これにより、クライアントの要望に応じた高品質な製品を迅速に市場に投入することができます。
シャンプーOEMの小ロット生産を成功させるにはどうすればいいでしょうか。失敗しないためのポイントとして、以下の3つがあげられます。
シャンプーOEMの小ロット生産を成功させるには、製造費用の比較が重要です。複数のOEMメーカーから見積もりを取り、製造コストだけでなく、原料費、パッケージング費用、物流コストも考慮します。コストパフォーマンスを見極め、製造にかかる全体費用の透明性を確認することも重要です。契約前に詳細な費用内訳を確認し、長期的なコスト削減も視野に入れることが重要です。
原料やボトルなどの資材選定は、製品の品質やブランドイメージに直結します。原料の特性や供給元の信頼性を確認し、オーガニック素材やエコフレンドリーな原料を選ぶことで、環境に配慮した製品を提供できます。ボトルやパッケージのデザインや素材も重要で、リサイクル可能な素材や使いやすい形状を選定しましょう。資材選定においては、複数の供給元を比較して最適なコストパフォーマンスを追求します。
小ロット生産に成功するには、経験・実績が豊富なOEMメーカーを選ぶことが重要です。小ロット生産には前述のとおり特有の課題があり、柔軟性や効率的な在庫管理、迅速な製造ライン、品質の安定化が求められます。経験豊富なメーカーは、各段階での最適化を行い、品質を保ちながら効率的に生産を進めることができます。信頼性の高いメーカーと長期的なパートナーシップを築くことで、貴方のビジネスの成功につながるでしょう。
本記事では、小ロット生産が伸びている背景、シャンプーOEMの小ロットと大ロットのメリット・デメリット、小ロット生産で失敗しないコツについて詳しく解説しました。
シャンプーOEMに関する重要なポイントを以下に記載します。
当記事を通して、シャンプーOEMについての全体像を理解する参考になれば幸いです。
ここからは山田製薬株式会社がOEM製造におすすめな理由について紹介します。
オリジナルシャンプーやオーガニックシャンプーなど、シャンプーOEMメーカーを比較検討中なら、100年以上の実績のある山田製薬株式会社にお任せください。
シャンプーOEM/ODMなら山田製薬株式会社がおすすめな理由として以下の3つがあります。メーカーの選び方がわからない方は、ぜひ参考にしてください。
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当社は、お客様のニーズに応じた多様なオリジナル商品の開発が可能です。市場に溢れる既存の製品との差別化を図るため、独自の特徴あるオリジナル商品を提供し、ブランドの個性を際立たせることができます。
例えば、様々な髪質や頭皮の状態に配慮した成分を組み合わせ、お客様のニーズに応じた製品をオーダーメードで開発します。当社の研究開発チームは、最新の技術と知識を駆使して、迅速に高品質な処方を提供します。試作品の製造から効果検証、改良提案まで一貫してサポートし、クライアントが安心して製品開発に取り組める環境を提供いたします。
山田製薬株式会社は、美容室やサロン向けヘアケア製品の開発で培った豊富なノウハウを活かし、シャンプー・トリートメントのOEM製造でも高品質な製品を提供できます。
美容室やサロン向け製品は、高い品質基準が求められます。当社は、ヘアケア業界の厳しい基準に応える技術と知識を持ち、特定の髪質や頭皮の問題に対応するカスタマイズされた製品を開発してきました。当社が提供する製品は多くの美容・化粧品に関わるプロの方たちから高く評価されています。
当社は、メーカー企業様の経営ニーズに合わせた幅広いサポートを提供しています。ヘアケア製品、化粧品の企画から製造、品質管理、パッケージデザインまで一貫したサポートを実現しています。
強みは、高品質な製品を安定的に提供するだけでなく、お客様のビジネス成功を一緒に考え、戦略的な提案を行うところにあります。たとえば、市場トレンドを踏まえた製品開発の提案や、販売促進のためのパッケージデザインの提案など、シャンプーOEMを通じてビジネスの成長を支援します。
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